Q2.炭酸の『ボーア効果』とはどういった効果を言うのですか?


世界の生理学者にオーソライズドされている生体の基本原理で、デンマークの生理学者Bohr Christian(1855~1911)が1904年に発表した定説です。
代謝のために細胞でエネルギーを生産するためには十分な酸素が必要ですが、毛細血管中をヘモグロビンによって運ばれてくる酸素は、二酸化炭素が発生し存在する部位を目印としてヘモグロビンから切り離され細胞内へ浸透するという事実です。
この効果を利用し、炭酸による施術は、寝たきり患者の床擦れによる褥瘡(じょくそう)治療などにも積極的に活用されています。